株式会社丸協

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丸協ブログ 丸協スタッフ日々の出来事紹介します。

    GW休暇も終わり、今日から始まります!

    GW休暇中はご迷惑をお掛けしましたが、

    普段は平日休みの為どこへ行っても

    人が少ないのに、GW中はその逆で、

    どこへ行っても 人・人・人でした、、、

    それも賑わいがあってまた違う楽しさがありました。

    GW休暇も小牧支店は今日であけました!

    本日から 本格始動です!

    GW明け第一弾は お施主様工事のお手伝いです。

    ご夫婦そろって 壁一面にアクセントの

    杉板を貼るそうです。

    アクセントの杉板を当初は

    ネットで購入予定だったおそうですが、

    突然、納品予定日3日前に モノが揃いません

    在庫がありませんでした、、、との連絡。

    さすがに日にちがなさすぎる状態でしたが、

    なんとか代替え品を調達して予定通り工事が出来ます。

    ヘルプの要請がありましたので早速行ってきます。

    丸ノコ等の大工道具をもってお手伝いに行きます。

     

    また、施工中や完成の写真が取れましたら ブログに

    UP したいと思います。

     

    今日からまた全力で頑張ります!

    イベント
    18.05.05

    新築 定期点検 注文住宅専門支店

    夢のマイホームを建て、新しい家と環境に慣れ始めたころから見えてくる、新築時には見えなかった?感じる事のなかった不具合?

    が出てくるのが半年後位でしょうか?

    小牧支店では完成引渡し前にお施主様立会いの下で『お施主様検査』を実施し、その時ご指摘いただいた修正箇所を直ちに補修・修復し、なるべく完全な状態でお引渡しできるように心がけております。(書くまでもなく当たり前のことですが)

    ですが、残念な事に住みだして初めて気づく事も有ったりします。

    そこは変な言い訳をせず誠意をもって対応させていただきます。

    小牧支店(注文住宅専門支店)では

    点検時期をお引き渡し後~半年・1年・2年・3年・4年・5年・7年・10年と

    させて頂いております。

    それぞれの時期で多少点検項目は違いますが、大まかには下記の様な項目を点検します。

     

    ≪屋根≫

    ・著しい割れ・欠損・ズレはないか?

    ・腐食はないか?

    ・仕上材の色褪せはないか?

    ・破風の塗装落ちはないか?

    ・ひび割れはないか?

     

    ≪キッチン・洗面脱衣室・トイレ≫

    ・水やお湯の出方や量が悪くないか?

    ・換気扇からの変な音がしないか?

    ・排水管からの水漏れがないか?

    ・異臭がしないか?

    ・床材のシミやキシミなどないか?

    ・著しいカビは発生していないか?

     

    ≪各部屋≫

    ・床の沈みやキシミがないか?

    ・床材のヒビや欠損がないか?

    ・壁や天井のクロスの不具合がないか?

    ・雨漏りの形跡はないか?

     

    ≪基礎・玄関タイル部≫

    ・基礎内部に水漏れ跡がないか?

    ・外部に著しいひび割れがないか?

    ・仕上げモルタルの剥離はないか?

    ・蟻道がないか?

    ・沈下はないか?

    ・タイㇽの割れ及び浮きはないか?

    ・著しい傾きはないか?

    ・鉄筋の露出はないか?

    ・白華現象はないか?

     

    ≪階段・廊下≫

    ・手摺のぐらつきはないか?

    ・階段のキシミはないか?

    ・ボルトのゆるみはないか?

    (鉄骨階段など特殊の場合)

     

    ≪サッシ≫

    ・開閉がスムーズか?(網戸含む)

    ・カギはしっかりかかるか?

    ・網戸の破れはないか?

    ・電気系統は作動するか?

     

    ≪外壁・バルコニー≫

    ・シーリングの劣化はないか?

    (サイディングの場合)

    ・ヒビはないか?(塗壁の場合)

    ・退色はないか?

    ・設備器具の固定箇所及びスリーブ周囲の防水状況

    ・雨樋はズレていないか?機能は果たしているか?

    ・掴み金物のぐらつき

    ・床の沈み床の欠損腐食はないか?

    ・防水層の破断はないか?

    ・排水口のつまりはないか?

     

    ≪外構≫

    ・ブロック塀、フェンス等の不良は?

    ・玄関・車庫の門扉等の不良

    ・蟻害

    ・犬走り・テラス・地面の勾配や陥没

    ・排水溝のつまり、勾配

    ・照明の点灯

    ・隣地境界/道路境界/屋根・雨樋等の構築物の越境はしていないか?

    ・植栽の明らかな越境はないか?

    等など

     

    点検時に出た補修箇所や是正箇所は数か所に及ぶこともあります。厳しく見れば当然数も多くなります。そのような場合、複数の業者さんへの手配が必要となることもあり、お施主様との時間の調整に手間取りご迷惑をおかけする事もあります。

     

    なるべく同日に済ますことを心がけますが、どうしても複数日に及ぶ場合はご容赦くださるようお願い申し上げ、何とかご理解を頂戴しております。

     

    建てっ放しの業者にはなりたくない!

    まだ未熟な赤子の様な小牧支店ですが、一丸となりお引渡し後も快適に住んでいただく為に、

     

    より一層の精進をしていきます!

     

     

     

     

     

     

     

    イベント
    18.03.31

    無垢フローリングについて伝えたい5つの事

    健康にいい、体に優しいとされる自然素材。

    その中でも「無垢材」という言葉をよく広告などで見かけたり、耳にしたりするのではないのでしょうか。

    今回は日常生活において最も「無垢材」を実感できるであろう無垢フローリングについてご紹介いたします。

    そもそも「無垢」フローリングとは

    「無垢」とは何を指しているのか。「無垢」とは何の混じりもない、素材そのものの事を指します。建築資材において、合板や集成材を要所において使用します。これら合板や集成材は、何枚かの木材を接着剤で貼り合わせたものになります。対して、無垢材は一本の原木から切り出した木材になり、天然木100%となります。

     

    複合フローリングとの違い

    無垢フローリングの他にも複合(合板)フローリングがあります。複合(合板)フローリングとは、複数の合板を貼り合わせた表面に天然木の薄板や樹脂シート貼ったものを指します。無垢フローリングと比べキズや汚れに強く、メンテナンスフリーといったフローリングもあるため一般的に分譲住宅、賃貸アパートで比較的多く使用されています。

     

    無垢フローリングいいところ

    味がでる!

    やはり無垢のいいところを一番実感できるのは、風合いを楽しめるところではないでしょうか。木本来の質感を感じることができ、エイジングを楽しむことができます。

    本革製品やデニムなどのように長年使用すると、所有者の味が出ます。天然木の自然素材だからこその風合いを出す事ができます。

     

    温もりがある

    無垢フローリングは複合(合板)フローリングに比べると温かみを感じることができます。

    決して気のせいではなく、実際に複合(合板)フローリングと比較すると断熱効果があるといわれております。無垢フローリングには一つ一つの細胞の中に空気層が含まれるため、断熱材のような役割を果たしてくれます。

     

    高い調湿効果

    無垢フローリングには調湿効果があります。よく「木は呼吸している」とよく言われますが、まさにこの表現が調湿をしていることを指します。周りの温度や、湿度の環境に合わせて空気中に含まれる水分を吸収したり、放出したりします。周囲が乾燥していれば、水分を放出しますし、湿度が高ければ吸収します。このような現象を例えて「木は呼吸している」といわれるのです。

     

     

    無垢フローリングの注意するところ

    寛容な心をもって接しよう

    無垢材は天然木で自然素材そのものとなりますので、複合(合板)フローリングやその他床材に比べるとキズや汚れに弱いです。また調湿による膨張と収縮によりひび割れや、フロアとの間に隙間が生じたりします。「床に傷がついてしまった・・・」と思うのではなく、「また味が一つ増えたぜ!」と寛容な心で向き合う姿勢が必要とされることでしょう

     

    比較的コストが高め

    天然木100%にするためには、一本の原木をからそのまま切り出すことになります。そのため、採取できる数量に限りが生じ、コストが高くなってしまします。また採取する大きさ(巾や長さ、厚みなど)や部位(節があるところ、ないところなど)によって価格が一気に跳ね上がったりすることもあります。

     

     

    塗装は必要なのか?

    無垢材には仕上げ材として塗装を施すことがあります。無塗装は踏み心地がよく、肌触りも優しく温もりを感じることができますが、その分周囲の温度・湿度をダイレクトに受けることになり、調湿をするため、床材への変化は大きく影響します。

    心配な方は是非、塗装仕上げをすることをオススメします。

     

    塗装の種類

    塗装には大きく二つに分けられます。大きな違いとして、表面に膜を作るのか、内部に塗料を浸透させるのかのどちらかになります。

    ウレタン塗装

    ウレタン塗装・・・ウレタン系の合成樹脂を主成分とし、フローリングの表面に薄い膜を張るような塗装になります。

    特徴として

    ・基本つやが出る(つや消し塗装もあります)

    ・膜を貼るので耐水性が上がる

    ・コーティングしたことにより、硬く耐摩耗性が上がる

    ・傷が目立つ

    ・コーティングすることによって無塗装のような温かみがなくなる

    メンテンナンス方法として

    基本的にはコーティングされているのでワックスは不要です。また水ぶきはせず、乾いた雑巾でふくことをオススメします。どうしても落ちない汚れがある場合は中性洗剤を薄めた水を含ませて固く絞ってからふいたほうがよろしいでしょう。

    自然塗装

    自然塗装・・・天然オイルを使用した塗装になり、木材内部に浸透させ保護・着色します。

     

    特徴として

    ・浸透(染み込ませる)ため木の質感や木目を損なわずそのまま生かせる

    ・傷が目立ちにくく、打痕やへこみがあっても補修(タッチアップ)しやすい

    ・表面に膜がないので、キズや汚れがつきやすい

    ・塗料の劣化(油分が抜けていく)ため定期的な塗装、メンテナンスが必要

     

    メンテンナンス方法として

    ワックスをかける場合は塗料メーカーが指定したもの、または同等のワックスを使用します。ホームセンターなどで市販されているワックスを使用すると毛羽立ちや、シミの原因になります。床をふく場合は乾いた雑を使用し、定期的(メーカー推奨期間)な塗装をオススメします。浸透させるため専門業者でなくとも、ムラなく塗装することができます。

     

     

     

    イベント
    18.03.19

    建築条件付土地とは…

    建築条件付土地って聞いた事ありますか?

    きっと このブログを読まれている時点で何かしら土地や建物に興味をお持ちでしょうから一度は聞いたり目にしたりしたことがあると思います。

    ひょっとしたらまだ土地を探している最中や、工務店を探しておられるのかもしれません。

     

     

     

     

     

     

     

    今までに土地を探して

    インターネットやポータルサイト

    を検索していると 売地(建築条件付き)を目にしたことが一回はあるはず。

    この建築条件付きとは、その土地にて建築行為をする場合

    指定された工務店やハウスメーカーさんが建築します。

    もう少し細かく言うと、ある一定期間中にその工務店やハウスメーカーと

    建築請負契約をしなければなりません。

    その工務店さんやハウスメーカーさんとご縁が成就すれば何の問題もありませんが、その工務店さんやハウスメーカーさんと万一ソリが合わない場合や、不信感を抱いたとしても半ば嫌々?契約をしてしまうケースもあるようです。

    そんな気持ちで家を建ててしまっても良いのでしょうか?

    その土地が気に入った(土地の魅力)だけで、一生住む家を建てる

    工務店さんを決めてしまっても良いのでしょうか?

     

     

     

     

     

     

     

    今までにも弊社に相談しに見えたお客様(他社で建築条件付き土地で打合せ中)

    から聞いたハウスメーカーさんの返答がこれまた凄いです。。。

    建築条件付きならではの返答なのでしょうか?

    お客様が当初の標準仕様から

    ≪増額した金額の内訳を教えてください≫

    と質問したところ、その返答が【予算が上がった内訳は 社外秘です。】

     

    それってありか???そんなん言ったらなんでもありやん。。。

     

    【この土地お気に召してますよね?今決めないと他の方に買われてしまいますよ?】

    よくある殺し文句!炸裂やん。。。

     

     

     

     

     

     

     

    仮にそうだとしても、その判断基準で迫って請負契約が成就して嬉しいのか?疑問です。

     

    あなたの目の前の営業マンはあなたを見ていません。決まり切った殺し文句と訓練された売り文句を言うだけの販売員さんなのです。

     

    そんな相談を聞くと、もっと目の前のお客さんの事考えて対応してあげたらいいのにと感じてしまいます。

     

    ノルマに追われ、目の前のお客様の満足を高めることは二の次なのかな?

     

    建築条件付き全てが悪いとは言いません。弊社も建築条件付き分譲地はありますから、ただ、そのようなウチが気に入らなければ他に売っちまうぞ!スタンスではありません!

     

    これは断言できる!

    なぜならば、そんな接客で万一契約頂けたとしても、嬉しくないです。

     

    過去にはこんな方もいました。

    ・設計士さんと合わないけど仕方ないから・・・

    (何が仕方ないのでしょうか?すでに支払った金銭があるのか?)

    そんなの返してもらえるし、返金しない業者がいるのであれば、

    その業界の協会に相談してみましょう。

     

    ・すべて言われるままに妥協しても希望予算にならない・・・

    (色々とオプションが多すぎたのでしょうか?それとも・・・)

     

    ・どんな仕様で建てているか知りたいが教えてくれない

    (自社が建てている建物の事何も知らないのか?)

     

    ・契約して家に帰ったのが午前3時でした。。。

    (業者が神経衰弱を狙ってますよね?)

     

    いろいろなケースがありましたが、どのお客様も皆顔が疲れ果てていました。これから楽しい事をするはずなのに。。。

     

    目の前の業者は、数千万円を支払う相手にふさわしいですか?

    一度冷静に考えてみる事が大切です。

     

     

     

     

     

     

     

     

    ——————————————–

    「建築条件付土地」とは、

    公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会によると、

    自己の所有する土地を販売するに当たり、

    自己と土地購入者との間において、自己又は自己の指定する

    建設業を営む者(建設業者)との間に、当該土地に建築する

    建物について一定期間内に建築請負契約が成立することを条件

    として売買される土地をいいます。

    建築条件付土地は、建築確認を受けていないため、

    土地付住宅として取引することはできません。

    契約は、土地については売買契約、建物については

    建築請負契約を締結することになりますので、二つの契約となります。

    つまり、建物は顧客の注文を受けて請負契約を結び建築

    することになり(フリープラン、オーダー建築)、

    建物の間取りなど内容の決定権は土地購入者にあるわけです。

    経済効果的には土地・建物を取引する結果となるという意味で、

    建売住宅の青田売りと建築条件付売地とはよく混同されますが、

    似て非なるものなのです。

    また、事業者において、よく「売建て住宅の販売をしている。

    との言い方がありますが、これは建築確認を受けず、

    販売してから建築するというもので、単なる「建売住宅の違法な青田売り」

    を言い換えているにすぎません。

    建売住宅の青田売りは、建築基準法第6条の確認(建築確認)

    を受けて土地付新築住宅として取引するものであって、

    契約は「売買契約」1本となりますので、

    いわば既製品の販売ということになります。

    つまり、建物の間取りなど内容は売主がすでに決定しているわけです。

    なお、建築条件付土地は、取引の対象が土地ですから、

    広告に際しては建売住宅の取引であると誤認されないように

    する必要があります。

    建物の完成予想図や間取り図を大きく掲載したり、

    土地と建物の総額を大きな文字で表示することなどは、

    広告表示の開始時期の制限に違反するとともに建売住宅と

    誤認される不当表示に該当するおそれがありますので注意が必要です。

    この誤認を排除するために表示規約第6条で

    「建築条件付土地取引における建物表示の特例」を規定しています。

     

    (広告表示の開始時期の制限)
    第5条 事業者は、宅地の造成又は建物の建築に関する工事の完了前においては、宅建業法第33条に規定する
    許可等の処分があった後でなければ、当該工事に係る宅地又は建物の内容又は取引条件その他取引に関
    する広告表示をしてはならない。
    (建築条件付土地取引に関する広告表示中に表示される建物に関する表示)
    第6条 前条の規定は、建築条件付土地取引に関する広告表示中に表示される当該土地に建築すべき建物に
    関する表示については、次に掲げるすべての要件を満たすものに限り、適用しない。
    (1)次の事項について、見やすい場所に、見やすい大きさ、見やすい色彩の文字により、分かりやすい表現で表示していること。
     取引の対象が建築条件付土地である旨
     建築請負契約を締結すべき期限(土地購入者が表示された建物の設計プランを採用するか否かを問わず、土地購入者が自己の希望する建物の設計協議をするために必要な相当の期間を経過した日以降に設定される期限)
     建築条件が成就しない場合においては、土地売買契約は、解除され、かつ、土地購入者から受領した金銭は、名目のいかんにかかわらず、すべて遅滞なく返還する旨
     表示に係る建物の設計プランについて、次に掲げる事項
    (ア)当該プランは、土地の購入者の設計プランの参考に資するための一例であって、当該プランを採用するか否かは土地購入者の自由な判断に委ねられている旨
    (イ)当該プランに係る建物の建築代金並びにこれ以外に必要となる費用の内容及びその額
    (2)土地取引に係る第8条に規定する必要な表示事項を満たしていること。

    建築条件付き売地の表示例は次のとおりです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    首都圏不動産公正取引協議会ホームページ                                         より引用

    イベント
    18.02.23

    グラスウール 24K 最悪?

    ★グラスウールって何?

    普段の生活ではあまり聞きなれないグラスウール。

    グラス=グラス?ガラス?

    ウール=羊毛・毛織物?

    なんとなくイメージがつけれそうです。

    ガラスの毛。そうです。

    グラスウールはガラスを原料としています。

    原料の80%以上が建築現場、家庭等から回収される

    資源ごみからなるリサイクルガラスが使用されています。

    また、製造時に出る端材や、施工時に出る

    端材に加えて、建物の改修や取り壊しなどで不要になった

    使用済みのものも再生処理して再利用できます。

    グラスウールは繰り返し利用できて、

    環境保護やゴミの減量に役立つ優れた断熱材として、

    グリーン購入法(※)の特定調達品目に該当しています。

    (※国などによる物品購入時には環境に配慮した製品を購入すべきと定めた法律)

     

    ★グラスウール密度

    密度=1㎡当たりの重量K

    という事は ○○Kの数字が大きい方が密度が高い。

    という事は 断熱性能が高い???

    例えば同じ1㎡に16Kと24K詰まっているとしたら

    24Kの方がぎっしり詰まっているのは想像できます。

    では、同じ24kでもその中身(繊維の太さ)が違えば

    断熱性能も変わりそうです。

    グラスウール断熱材は内部の空気室(空気の部屋)が

    多いほど断熱性能がよくなりますので、じゃあ細い繊維を

    使ってほしいとなるのが人間です。

    その繊維が細いのが 俗にいう 高性能グラスウールです。

    繊維が細かい方が断熱材内部の空気室が多いので

    熱伝導率も小さくなり熱が伝わりにくい優秀な?材料と言えます。

     

    ★密度が高く熱伝導率も小さいそれだけでいいのか?

     

    ん~答えは ×です。

    断熱材は熱を伝えない・伝えにくくするという目的で施工

    されると思います。(個人的な考えかも知れませんが)

    熱を伝えない・伝えにくくするには分厚い方がいいんじゃない?

    って思いません?それが熱抵抗値というやつです。

    熱抵抗値ってなんか難しい言葉ですが、

    例えば(あり得ませんが…)

    分厚いダウンジャケット(仮に厚さ300㎜)と

    ペラペラなダウンジャケット(仮に厚さ100㎜)を

    思い浮かべるとわかりやすいかも知れません。

     

    ≪分厚いダウンジャケット300㎜の場合≫*写真は違います*^^)

    熱伝導率が0.045w/m・kの物として、熱抵抗は0.300÷0.045= 6.66㎡・k/w

     

     

     

     

     

    ≪ペラペラなダウンジャケット100㎜の場合≫*写真は違います* ^^)

    熱伝導率が0.045w/m・kの物として、熱抵抗は0.100÷0.045= 2.22㎡・k/w

     

     

     

     

     

    熱抵抗値は数字が大きい方が優れていますので300㎜の方がより断熱性が高いといえます。

    寒くありません!(穴が開いていなければ=気密性)

     

    熱伝導率は小さい方が良い。熱抵抗値は大きい方が良い。

    って覚えられんです。。。(T_T)

     

     

     

     

     

     

    家の壁を考えた場合

    例えば120㎜の柱の厚みに

    グラスウール高性能グラスウールを施工した場合の

    熱抵抗値の違いは。。。

    グラスウール断熱材16k

    熱伝導率が0.045w/m・kですから、熱抵抗値は0.12÷0.045= 2.66㎡・k/w

    高性能グラスウール16k

    熱伝導率が0.038w/m・kですから、熱抵抗値は0.12÷0.038= 3.15㎡・k/w

    という事で 高性能グラスウールの方が 熱抵抗値が高く

    断熱性能も高いという事になります。

     

    熱抵抗値(断熱性能)だけで比較した!

    120㎜の柱にグラスウール(熱伝導率が0.045w/m・k)

    熱伝導率が0.045w/m・kですから、熱抵抗値は0.12÷0.045= 2.66㎡・k/w

    105㎜の柱に高性能グラスウール(熱伝導率が0.038w/m・k)

    熱伝導率が0.038w/m・kですから、熱抵抗値は0.105÷0.038= 2.76㎡・k/w

    という事になり105の柱に高性能グラスウールの方が

    だ断熱性能が良いことになります。

     

    ★断熱性能が良ければ良い家か?

     

    というとそうではありません。

    構造の強度や意匠なども大切です!断熱性能だけが良ければ

    良い家というわけではありませんので誤解の無いようにお願いします。

    ★グラスウールメリット

     

    ・コストパフォーマンスが良い事。

    ・原料が不燃性であるため、耐火性能が高い事。

    ・流通量が多く、すぐに入手できる事。

    ・吸音材としても使用可能な事。

    ・軽い為、施工性(取り回し)が高い事。(施工精度は別!)

    ★グラスウールデメリット

     

    ・断熱材の脱落が起きないよう施工に注意する必要がある事。

    ・吸湿しないような措置が必要な事。

    ・直接触るとかゆみなどを伴う事。

    ・気密施工には注意が必要な事。

    ・施工者による精度にバラツキが出てしまう事。

     

     

     

     

     

    ≪この写真駄目な施工例の一例≫

    ★グラスウールカビ?

     

    グラスウールはガラスで出来ているのでカビ菌の「養分」がないのでかびません。

    カビの発生条件は1、温度 2、水分 3、空気 4、養分 です。

    木材が腐る腐朽菌の発生条件も同じだから水中の木材は腐りません。

    グラスウールがかびている様に見えるネット上の写真等は、

    グラスウール周りの「ほこり」がかびているからです。

    グラスウールにカビたのではなく、ほこりがカビているのです。

    グラスウール周りが結露してカビるのは、それは施工と設計が悪いんです。

    壁内の水分は外壁側の合板で逃がします。壁内で空気の移動はほぼありません。

    ★断熱材はグラスウール

     

    だけではありません。色んな種類があり、長所短所は様々です。

    ≪繊維系≫

    ・グラスウール

    極細のガラス繊維でできています。
    安価な部類とされている上に、防音効果もあります。

    セルローズファイバー

    綿や新聞紙、段ボールが原料となっているセルローズファイバー。

    ホウ酸や硫酸アンモニウムを配合することで、

    難燃性や防虫効果を持たせてあります。

    コストとしては比較的高価な部類に入るのかな?

    施工に少し手間がかかりますが、エコの観点から

    希望されるお客さまが増えている断熱材です。

    グラスウールと比較して調湿性に優れているという見方もあって、

    家の結露が気になる方には候補の一つに加えてみては?

     

    ・インシュレーションボード

    木材加工場から出る端材などを木材チップに加工し、

    ボード状に成形したものです。
    エコの観点からや、多孔質という特徴による調湿性や

    消臭効果などから人気の高い断熱材と言われています。

     

    ・羊毛断熱材

    羊毛を使用した断熱材です。

    湿度を一定に保つ調湿性に優れていることから、

    年間を通して結露が気になるお施主さまからの関心が高まっている断熱材のひとつです。

     

    ・ロックウール

    鉄炉スラグや玄武岩などを高温で加工することで作る石綿の一種です。
    アスベストの代替材料として広く使用されています。
    耐火性・吸音性に優れる点は、グラスウールに近い位置づけです。

     

    ≪発泡プラスチック系≫

     

    ・硬質ウレタンフォーム

    プラスチック内部に熱を伝えにくいガスを泡状に抱き込ませることで、

    外気温の影響を室内に与えないという特徴があります。

    ボード状になっている製品もあり、比較的歴史のある断熱材とされています。

     

    ・ビーズ法ポリスチレンフォーム

    「EPS」とも呼ばれます。

    原材料となるビーズ状のポリスチレンを発泡させ、金型で成形します。

    素材の持つ特徴として、水に強い・軽いという面を持ちます。

     

    ・フェノールフォーム

    1940年代には寒冷地の欧州で生産され始めた種類の断熱材。

    難燃性・防火性・耐薬品性などに優れ、

    不燃・準不燃材料の認定を受けている商品も多いのが一番の特徴です。

    近年では壁に使用する釘やビスが錆びないようpH値を調整した製品もあります。

    とか言われても よくわかりませんよね?

     

    正直どれもこれも一長一短でパーフェクトなものはこの世に存在しません。

    すべての建物・すべてのお客様に絶対グラスウールが良いとは言い切れないですが、

    今の弊社が総合的にまず提案するのは

    グラスウールなんです。

    その理由は、それ以外の断熱材を使わない理由はここにはあまり書けません。

    より詳しくお知りになりたい方は。。。

     

    家つくりの裏話も含めなんでも話します!

    ***業者都合の一方的な家つくり反対の会会員***

     

     

     

     

     

     

     

    イベント
    18.01.31

    家が片付かない!苦手!そんな人必見!収納上手な間取りとは

    片付く家と片付かない家の違いとは?

    昨今では、収納アドバイザーと呼ばれる糸たちが様々なメディアで取り上げられています。

    やはり、それだけ片付いていない家が多く、収納に困っている方々が

    たくさんいるという証拠なのでしょう。

    じゃあなぜ片付かない家がそんなにも多くあるのでしょうか。

    片付かない家の特徴をご説明していきます。

     

     

    その① 実は収納や棚が多い

    収納や棚が多いことが決して悪いわけではありません。

    収納や棚が多いとそこにたくさんモノが置ける・収納できると

    錯覚してしまうことがいけないのです。

    錯覚するといつのまにか、モノであふれかえった

    収納や棚になってしまいます。

    何を収納し、どういった形状・大きさのモノを収納するのか

    しっかりと事前に把握しておくべきだと思います。

     

     

    その② 使ったモノの収納がされていない

    よく部屋に出しっぱなしになるものが存在します。

    リモコン、エアコンスイッチ、本、雑誌、郵便物、チラシ、お菓子類、などなど・・・

    これらはよく出しっぱなしになっていることが多いでしょう。

    これらのモノは手元で使いやすいので、つい使った状態のままで放置されるのです。

    テーブルの上のモノをひとつに集約して収納することですっきりとした空間になると思います。

     

     

    その③ 子供を理由にする

    子供はものすごいスピードで成長します。

    おもちゃや興味をひくもの、洋服のサイズ、学校からのプリント類など、

    ライフステージの変化にともなって、収納や間取りがあっていない状況に

    なってしまう事があります。

    いるモノといらないモノが整理されづらい期間であり、

    子育て期間特有のモノの移動が発生します。

    そういった事に対応できるような収納スペースを

    あらかじめプランの中に組み込むことも

    大切なポイントになってくると思います。

     

     

    その④ 家族の収納量が適していない

    家族の人数や構成によって、使うものの量、服や趣味の収納など

    様々なパターンが予測されます。

    様々な家族構成が予測されるのにも関わらず、

    住宅の間取りは

    「3LDKがいいです。」

    といったように、単一的に間取りを

    求めてくる方が多いです。

    これはあくまで目安でしかありません。

    これをそのまま鵜呑みにしてしまうと

    収納量が収納スペースのキャパオーバーになり、

    モノがあふれかえってしまうことになります。

    何人家族?将来の家族構成は?

    今収納に困っていること、今後何がストックされるのか、

    よく考えることが必要です。

     

     

    その⑤ 生活動線が複雑

    生活動線とはなにか?

    住まいにおける人の動きの軌跡として表す線です。

    キッチンから洗面室にいったり、サニタリーからリビングにいったり、

    普段の生活における人の動きを表すものとなります。

    専業主婦の方は、家事というお仕事を行い、家の中を歩き回ることでしょう。

    そんなとき、右へいったり、左へいったり、上にいったり、下にいったり、

    動き回るととても苦労します。

    住宅の間取り図がある方は是非、生活動線を描いてみてください。

    ウネウネとした線が引かれるようであれば

    それは決して良い動線とは言えないでしょう。

    そんな複雑な動線の中に

    収納スペースや棚があるとモノが整理できなくなり、

    結果片付かない家になってしまいます。

    シンプルにまっすぐ直線的な動線が理想的です。

     

     

    その⑥ でかいソファー

    大きな家具はスペース要し、重量もあるため

    一度置いてしまうとそこに鎮座することになります。

    まさにその代表格がでかいソファーです

    ひとが座るための大きなソファーだったはずが、

    年月が経つと、仕事がえりのコートやジャケットの置き場になったり、

    ペットのワンちゃんが占領したり、

    山積みになった洗濯物が置かれたり、

    リビングの広さに見合っていない大きなソファーは

    ただの大きな収納物の憩いの場に代わってしまいます。

    例えば三人掛けのソファーの大きさは

    約 巾2M、奥行90㎝となります。

    置くだけならいいのですが、そこにひとが

    座ったり、立ったり、横切ったりすると

    周りにアキのスペースが必要とされます。

    それらをすべてひっくるめると大きさは

    畳三畳分となります。

    そんなスペースを取られるなら

    フットワークの軽い、一人掛けの椅子を

    三つ用意した方が良いかもしれません

     

     

    まとめ

    これらの特徴は比較的多い傾向にあります。

    逆にいうとこれらの事をクリアすると、

    とてもすっきり片付いた家になるといえます。

    収納と間取りは密接に関係してきます。

    お客様の中にも強く意識してらっしゃる方もたくさん見えます。

    プランニングの段階で考えることはとても重要になりますし、今後快適に住み続ける上において、とても大切なことになっていきます。

    なので、ただやみくもに収納スペースを作っていくのではなく、

    自分たちが今後何を収納していくのかどうか、しっかり考え、

    間取に反映させることが最も必要になってくることでしょう。

    イベント
    18.01.11

    民法234条 建築基準法65条 隣地距離  2つの法 どっちが優先する?

    建築基準法 隣地距離

     

     

     

     

     

    新築住宅を建築する際、どのように決めていますか?

    隣地境界線から建築予定の建物の外壁までの距離。

     

    お宅の外壁はうちの境界線から50cm以上離れていますか?」

    「そうでなければ建築を中止してください

    と隣地(お隣Xさん)から言われたため、

    イメージ通りの新築住宅を建築できない、

    というAさんの相談を昨年受けたことがあります。

    もうその時には工事が始まっていました。。。

     

    なぜ昨日まで全く関係も何もなかった弊社に。。。

     

    疑問ばかりが頭をよぎります。

    何か怪しいとさえ思いました。

    話を聞いていくとその相談者Aさんの友達の友達が

    弊社で新築を建ててくださった方だったようで、

    弊社は当たり前に行っている近隣挨拶と着工前の案内を

    一緒に回った時の事を耳にされたようで羨ましいと思ったそうです。

    なんかすごい巡り会わせだな~と思いながらも

    Aさんに

    「なぜ設計士さんに相談しなかったの?」と聞くと、

    設計士さんがこう言ったそうです。

    「私は図面を書いただけで工事をしたのは工務店、発注したのはお施主さんでしょ?」

    との事。。。

    当然工務店も

    「住むのはお施主さんだからお施主さんで解決してください。」だって。。。

    腐った設計士には腐った工務店がやっぱり付いているもので、

     

     

     

     

     

    一番気の毒なのはお施主Aさん(相談者Aさん)です。

    そのAさんに、私が

    「なぜその工務店にしたの?」と聞くと、

    「設計士さんに工務店選びも任せていて、一番良心的な価格だったから」との事。

    要するに一番安かった?ってことかな?

    (安いものには訳があるのに~相見積がうまくいくケースってあるのかな参照)

    いわゆる、設計士さんが仕切っての相見積(入札方式)というやつです。

    相見積もうまく機能すれば良い方法かもしれませんが、

    今回は最悪のパターンとなってしまいました。。。

    少し話がそれますがお付き合いください。

    (相見積がうまくいくケースってあるのかな?)———————————————————

    ABCの3社がX設計士が書いた図面を見積もるとき

    A社は危険察知し設計士に助言ないしは提案を兼ねて最善の方法を見積もる。

    B社は図面のとおり施工するだけで責任は設計士にあると、危険察知しながらそのまま見積もる。

    C社は図面を見落としまくり見積もる。

    当然見積金額の結果はA>B>Cとなり C社に決定となる。

    ———————————————————————————————————————

    話を元に戻しましょう。

     

    境界線から50センチ以上・・・

     

     

     

     

     

    根拠となっているのが、民法の234条です。

    ★★★
    第234条(境界線付近の建築の制限)
    建物を築造するには、境界線から五十センチメートル以上の距離を保たなければならない。
    2.前項の規定に違反して建築をしようとする者があるときは、隣地の所有者は、その建築を中止させ、又は変更させることができる。ただし、建築に着手した時から一年を経過し、又はその建物が完成した後は、損害賠償の請求のみをすることができる。
    ★★★

    上記を外壁後退や外壁離隔距離などと呼びますが、

    上記の通り民法では境界線から50cm以上の距離を

    保つように定められています。

     

    無視して建築しようとすれば、お隣さんから建築中止を

    要求されることがありますし、計画の変更を求められる事も

    ありえます。

     

    ですが、既に建物が完成してしまっている場合などは、

    撤去や改善を求められても現実的に応じるのは難しく、

    損害賠償のみを請求できるとされています。

    またそのような場合でもお隣さん自身がしっかりと

    隣地から50㎝以上離して建築していないと認められない

    場合があります。そりゃそうですよね、

    自分に甘くて人に厳しいってどうなの?

    って感じです↓↓↓

    神戸地裁 平成14(ワ)764

     

     

     

     

     

    では、現実的には隣地からの距離が50㎝以上

    はなれている建物ばかりなのか?と疑問がわきます。

    都会の街を歩いて見渡せばわかるように、

    実際にはこの民法234条が守られていない住宅がかなり多いです。

    都会であればあるほど民法234条を遵守しすぎると、

    住みにくい住宅になってしまいがちです。

    ましてや、間口が狭い敷地であれば尚更です。

     

    地域性にもよることなので、一概には言えませんが、

    50cm離さずに住宅を建築することは今までも、

    これからも数多くあるのは間違いありません。

     

    民法236条には以下のように書かれています。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    第236条(境界線付近の建築に関する慣習)
    前2条の規定と異なる慣習があるときは、その慣習に従う。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    地域の慣習があれば、それが優先されるということです。

     

    法ではこのように書かれていますが、

    大事なことは、その後その土地や住宅で住み続ける

    わけですのご、近所付き合いも考える必要があるということです。

    民法や慣習だけを持ち出して杓子定規に一方的な解釈で

    物事を進めることはトラブルの素となります。

    お隣さんとギクシャクしては相当住みづらくなります。

     

     

     

     

     

    設計依頼を設計士や工務店にした場合は、

    その業者が当然に敷地調査や近隣環境調査に

    出向くためご自身での確認は不要かもしれませんが、

    これから住む街を知るという意味でも、

    時間を作ってその土地周辺を歩いて周囲をご自身で

    確認しておくと良いのではないでしょうか。

     

    次に、関連する事として、

    建築基準法65条

     

    には以下のように記載されています。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    第六十五条(隣地境界線に接する外壁)
    防火地域又は準防火地域内にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    この内容は、民法234条の内容と反するように見えます。

    防火地域や準防火地域については、

    基本的には商業地域をイメージしてください。

    繁華街や駅前の商業用に適した立地です。

    このような地域では、外壁を耐火構造にしておけば、

    外壁を境界線に接することができるというものです。

    敷地の有効活用という点でも納得できるものではないでしょうか。

     

    ???民法では50㎝、建築基準法では問題なし???

    頭がグチャグチャになりそうです。。。

    どちらの法が優先されるのか?

    それは法律にも優先関係があります。

     

    一般法と特別法

     

     

     

     

     

    一般法とは適用対象がより広い法です

    (今回でいう民法234条1項)。

    特別法は適用対象がより特定されている法で、

    一般法の規定だけでは不十分な特定の分野に関しての法です(建築基準法65条)。

    過去の最高裁の判例でも、

    建築基準法65条が優先される内容となっています。

    最高裁判例  昭和58(オ)1413

     

    参考までに裁判所URLはこちらです→裁判所URL

    色んな事が載ってますので建築以外でも勉強になりますよ。

     

    話は長くなりましたが、その相談者Aさんに、

    今後どうしたいのか?を聞くと

    出費は押さえたいし、

    お隣Xさんとは争いごとはしたくないとの事です。

    (みんなそうだと思います)

     

    なんだかんだと話しているうちに情が入ってしまい、

    一回だけ同行することになりました。

    お隣Xさんにしたら何の関係もない業者がいきなり来ても

    「誰だあんたは?」となってもおかしくないのですが、

    (最初はそんな雰囲気でしたが)

     

     

     

     

     

    何故か私が入った3者で話していくと、

    結局は設計士や工務店(相談者Aさんも含む建築側)が

    挨拶も一回も無く、しかも工務店関係者が我が物顔で

    敷地に入ってきている事がどうしても腹に据えかねたようです。

     

    私自身が良い勉強となりました。

    人と人は理屈や理論だけ分かり合える訳がなく、

    やっぱり人には感情がありますので心と心の話し合いが大切に思います。

     

    今回の話の途中の設計士と工務店はいまだに営業をしています。

    しかもHPには≪誠実≫とか≪ノンクレーム≫とか

    耳障りの良い ≪ 文 字 ≫ が書かれています。

    最善の努力をしてもどうしても起きてしまった事なら仕方ないとしても、

    今回の様な対応(最初から責任逃れ)をした事は同業者として悲しく思います。。。

     

     

    イベント
    18.01.08

    新築住宅販売?建てる?買う? どちらを選ぶ? その前に

    新築住宅と言っても分譲住宅を買う場合と建てる場合ではそれぞれに心構えが少し違います。

    今回は新築住宅の中でも≪注文住宅≫を建てる場合で知っておいて損のない話を

    書きたいと思います。

     

    どこの業者も教えてくれない6つのポイント

    それでは始めていきましょう。

     

     

    ★家を建てる前に計画を立てる

    最初に、家を建てる前に計画を立てる事から始めましょう。はじめが肝心です。計画が立てば半分は成功したも同然ですから、しっかり頭に描いてください。

     

    ・家を建てる計画を立てる

    家を建てるまでの流れについては、下記の項目を目安に考えてください。家を建てるためには多くのことを考えて計画的に進める必要があります。

     

    1. 家を建てる計画を立てる
    2. 建築方法・コンセプト・住み方等を決める
    3. お金について考える
    4. 土地が無い場合は土地を探す
    5. 建築業者を選ぶ・決める
    6. 家の建築工事を行う
    7. すべての工事が終わったら入居して完了

     

    ・家を建てる計画の立て方

    家を建てる事を決めても、それだけではうまく進めることができません。まずは、入居希望時期や完成予定時期を決めましょう。そこから逆算していけば、いつまでに何をすべきかが見えてきます。あまりタイト過ぎる計画にならないように、多少余裕を見ておく事が大切です。特に入学前には絶対入居したいなどの場合は綿密な計画を立てる必要があります。急いては事をし存じます。

     

    ・家を建てるまでの流れにかんする注意点

    最初に建てた計画通りにいく事は、稀といっても良いかも知れません。長い道のりです、途中突発的な問題が発生することがあります。その問題が発生した時、担当者と相談しながら進めていく事が大切です。

     

    その都度対応し、必要に応じて計画の修正を行いましょう。

    不安や疑問があるときはあなた様一人で抱え込まずに、担当者に相談しましょう。

    また、実際に家を建てる段階になっても、天候や自然災害等によって工事工程がずれたり、さまざまな要因で工期が遅れる事があります。最終的に理想の家が建てばいいのです。無駄に焦ったりしないようにしましょう。

     

     

    ★家を知ろう

    どんな家を建てたいのか、具体的に考えていきましょう。建築方法のメリット・デメリットやコンセプト・住み方や間取りなど、ひとつずつクリアにしましょう。

     

     

    ・建築方法を知ろう

    家と言っても色々な建築方法があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを代表的な建築工法を知ることから始めましょう。

     

    ・木造

    昔からの工法で、柱・梁(はり)・筋交(すじかい)等の骨組みを木で造る。木のぬくもりや風合いを求める人に大人気です。設計の自由度が高く、思いどおりの家を実現しやすい工法と言えます。また価格も他の工法に比べるとお値打ちと言えます。

    • メリット:設計の自由度が高い・木のぬくもりや風合いを感じる
    • デメリット:しろありが気になる

     

    ・RC造(鉄筋コンクリート造)

    RC造とは、鉄筋コンクリート造のことで丈夫で地震などの災害に強い建築物を造ることができます。公共の建築物の多くがこの工法と言っても良いかも知れません。耐用年数も木造建築と比べて長く、資産価値を重視する人からも評価が高いことが特徴です。

     

    • メリット:災害に強い(耐火性・耐久性がある)・遮音性に優れる
    • デメリット:費用が高い・工期が長くかかる

     

    ・S造(鉄骨造)

    S造(鉄骨造)は柱や梁などに鉄骨を使用しています。特徴はRC造に比べると建物自体が軽くなり、工期が短く、主に 体育館や工場など大空間に使用されます。

     

    • メリット:設計の自由度が高い・大空間がとりやすい
    • デメリット:断熱をしっかりしなければ「夏は暑く、冬は寒い家」になる。

     

    ・2×4(ツーバイフォー)

    2×4(ツーバイフォー)とは、2インチ×4インチの木材を中心に、枠組み材・石こうボード・構造用合板を釘(くぎ)で打ち付けて建築する方法です。材料の規格が統一されているので、安定した品質の住宅を作りやすいことが特徴ですが、釘の打ち方をしっかり守らないといけません。

     

    • メリット:耐震性に優れる・工期が早い
    • デメリット:間取りの変更が困難・施工できる業者が少ない

     

    ・コンセプトを決める

    家のコンセプトを決めることも重要です。実際に家を建てるときにはコンセプトが明確かどうかがで大きな差を生みます。

     

    たとえば、「洋風で庭に出る為の大きな窓のある家」「和風の重厚さがあり、落ち着く家」「吹き抜けのある明るい家で寒くないつくりの家」など理想の家があるはずです。

     

    どんな家にするか、本屋さんでの雑誌を買ったり、住宅展示場廻ったり、今の時代でしたらinstagram(インスタ)を参考にしたりして多くの実例をまず見て自分の引出しとイメージを固めていきましょう。

     

    ・住まい方を考える

    家を建て、住み始めた時の事を想像してみてください。

     

    どんな住まい方を想像していますか?ご両親と同居予定ですか?それでしたら間取りやコンセプトが核家族の方が求める家とは全く異なりますし、2世帯住宅としての機能が求められます。また、老後の住みやすさを考えれば2階建てよりも平屋の方が都合が良い事もあります。

     

    今の時代エコ思考も人気で電気代から住宅性能や仕様を考える方も増えてきました。

     

    家づくりにはこれが 『正解』・『100点』というものは無く、自分たちのライフスタイルや資金プランに合う家が正解であり100点なのです。

     

    昔から個性を尊重する言葉で ≪十人十色≫ という言葉がありますが、建築においては、

    ≪住人十色≫ とも言います。

     

     

    ・間取りを考える

    間取りは、自由でいいです。既成概念にとらわれる事はありません。

     

    和室が無ければ。。。とか、LDKは○○畳必要と友達が言っていたしな~とか、一切必要ありません。友達の意見は家づくりの先輩としては有難いですが、友達とは家族構成も価値観も違うはずです。無視はできませんが、マッサラな気持ちで必要な部屋の種類と数を考えてみましょう。そうあなたの大切な奥様や旦那様といっぱいお話をしましょう。

     

    家族の人数だけでなく、それぞれのライフスタイルや趣味を反映した間取りにすることが出来れば、ほぼ出来たも同然です。

    また、動線もよく考えておきましょう。キッチン・ダイニング・リビングの流れやバスルーム・洗面所・トイレの位置など、いろいろな行動パターンを検討してみてください。

     

    家相をお気になさる方はこの時点で見てもらうと二度手間三度手間にならずに家づくりを計画的に進めやすくなります。

     

    ・その他のこと

    やっとここまで選択と決定の繰り返しで進む事ができましたが、ここまで来ても何らかの理由で迷いが生じることがあります。

    そう、人間ですから仕方ありません。≪損はしたくない≫・≪失敗したくない≫と思えば思うほど迷います。

    そんな時は、じっくりあなた様の気持ちに正直に考えて(他の事を考えても良いです)結論を出してください。

     

    今まで決めてきた事は・必要なものなのか?欲しいものなのか?をここで一度、自問自答すると良いかも知れません。欲しいものは私にもありますが、それってまあまあぜいたく品で、必要ではない場合が大半です。その中で最も譲(ゆず)れない部分はこれ!と決め、その他の部分で気になる点を洗い出しましょう。

     

    一つずつ迷いを無くす事(これは自分達には必要なんだ!と言い切れればそれはあなた様にとって必要なものになります)で、最終的なプランが固まります。それでも迷う、そんな時は担当者の経験や実例からくるアドバイスに耳を傾ける事をお勧めします。

     

    ★お金について

    家を建てる時、お金の事から目をそむけてはいけません。逆に言えばお金の事がしっかり理解できればストレスなく家づくりが出来ます。ほとんどの担当者はここをうやむやに(もしくは知らない)しがちです。

     

    なぜならばお金の話をする=悪・スマートでは無いというようなお考えをお持ちの担当者さんもいて困ります。もっというと自分達が関わる分野だけの話をし、その他に必要となる費用は少なくお伝えしがちです

     

    なぜならば総額が高く感じられてしまうと家づくりそのものを諦められてしまうかもしれないという担当者さんの恐怖心なのかもしれません。ここはひとつ目をそむけずに真正面からかかる総額費用(仮想敵)の事がわかればじっくり対策が練れます。お金についてじっくり考えましょう。

     

    ・家を建て住み始めるまでに必要なお金=総額

    家を建て、住み始めるまでには、様々なお金が様々なタイミングで必要となります。一気にご紹介したいと思います。ここの部分の項目を切り取り、後は金額を入れれば資金計画ができるといっても過言ではありません。

     

    ・建てる前の費用

    家を建てる為には土地が必要です。親御さんの土地があり、そこを建築地とする方は、うらやましい限りです。そうでない方は土地代がかかります。

    :土地代金

    (購入する土地の代金です建物以外にもっとも多くの費用が掛かります)

    :土地仲介手数料

    (不動産屋さんに支払う手数料です)

    :不動産取得税

    (不動産を取得したときにかかります)

    :登記費用

    (所有権移転・抵当権設定費用)

    :印紙代

    (金融機関の金消契約・土地契約書への貼付)

    :固定資産税清算金

    (固定資産税の日割り清算金です)

    :各種分担金

    (転用決済金・水道権利関係・下水受益者負担金など)

    :ローン取扱借入手数料

    (金融機関への手数料です)

    :ローン保証料

    (借入するための保証料です。先払いと後払いの2種類あり)

    :団体信用生命保険

    (場合により必要)

     

    ・建てる為の費用(建築費用)

    建築費と言えばこの項目の事だけを想像しがちですが、ここだけでも細かく言うとこれだけあります。

    :建築費

    (場合により地盤改良費用が必要)

    :印紙代

    (金融機関の金消契約・請負契約書への貼付)

    :上下水道負担金

    (権利金の様なものです)

    :ガス引込費用

    (ガスをお使いの場合)

    :ローン取扱借入手数料

    (金融機関への手数料です)

    :ローン保証料

    (借入するための保証料です。先払いと後払いの2種類あり)

    :火災保険費用

    (火災保険と地震保険 補償内容によります)

    :登記費用

    (表示登記・所有権保存登記・抵当権設定登記)

    :設計費

     

    ・雑費

    :地鎮祭費用

    :上棟式費用

    :引越し代

    :家具家電購入費

    (ソファ・テーブル・照明・インテリア小物など)

    :仮住まい費用

    (建て替えの場合)

    :町内会費・自治会費

    :その他手間

    (新住所地での郵便局や運転免許証・銀行への住所変更手続き等)

     

     

    ・建てた後の費用

    ・メンテナンス費用

    (安いものには訳があります。最初は高価なものでも結果お値打ちとなるものはあります。)

     

    ・予算について

    予算は、多ければ多い方が理想の家を建てやすくなるのは事実ですが、それだけでは満足のいく家が建てれるとは限りません。

     

    やっぱりコンセプトや住まい方がしっかりないと高価なものを寄せ集めたハリボテになりかねません。せっかく数千万円というお金をかけるのですからそんな失敗はしたくありません。限られた予算の中で納得のいく家づくりをしたいものです。

     

    世帯収入や貯蓄額・資産額を考えて予算を設定してください。無理をして見栄を張る必要は全くありません。

     

    特に住宅ローンを利用する場合は、途中で返済ができなくなると、家を手放す事態になる事もあります。自分たちが支払うことができる金額以上の予算を設定しないようにしましょう。

    家づくりは友達や近隣の方との見栄の張り合いではありません。

     

    ・家を建てる為のお金にかんする注意点

    家を建てる為に貯めてきたお金です。子供の習い事も少しだけ我慢させたり、少しだけ外食を減らしたりしながら一生懸命貯めてきたお金です。

     

    これから幾ら必要になるかわからないし、家族に万一があった時に手元に一円もないのは不安です。

    でも、できるだけ貯金を家づくりのために使い、金融機関からの借入額を減らしたほうが借入れを終えた時の総支払額(借入期間中の利息額を含む)に圧倒的に違いが出ます。

     

    無理のない範囲で貯金を家のために使い、できるだけ借入額を減らしましょう。わかっていてもなかなかできませんが、、、なるべく貯金を使いましょうというその理屈は、金利の高い金融機関から借り入れをし、金利の低い金融機関に預け入れをしているという事です。わざわざ金利の高い金融機関から借入れるのは本末転倒です。

     

    また、身内から援助を受けることができればありがたく受ければいいのです。できるかぎり自己資金は用意したほうが良さそうです。

     

    ★土地について

    家を建てるときには、どこの土地を選ぶかも重要なポイントです。選び方のコツや注意点に関して学びましょう。

     

    ・土地の価格なんて何通りもある

    土地の価格は、さまざまな評価形式があります。主なものについては、以下をご覧ください。実際に取得するときには、実勢価格での取引きとなります。

    • 実勢価格:実際に土地の売買が行われるときの価格
    • 公示地価:毎年1月1日に国土交通省が定める価格
    • 路線価:相続税や贈与税の算定基準となる価格
    • 固定資産税評価額:固定資産税・都市計画税・登録免許税などの算定基準となる価格

     

    土地を選ぶ目線

    家を建てるために土地を選ぶには、色々な条件をよく考えてください。

     

    一概に南道路が良いとは限りません。また、最悪は売ればよいのです。その為にも資産価値が高いほうがお勧めです。

    • 通勤・通学に不便はないか

    (極端に時間がかからないか・渋滞は無いか)

    • 交通は便利か

    (電車・地下鉄・バスなどの公共交通機関など)

    • 治安はどうか

    (暗い道は無いか・街灯はある?犯罪多発地域ではないか)

    • 住環境は整っているか

    (商業施設・銀行や郵便局・公園・病院などの有無)

    • 日当たりや水はけはどうか

    (昼間に日光を遮るような高層ビルが無いか・水はけが悪いことは無いか・騒音はないか・悪臭はしないか)

    • 浸水地域ではないか

    (過去に浸水があったか否か、あった場合対策済みか)

    この他にも、個人的に気になるポイントがあればチェックしておきましょう。

     

    ・土地を選ぶときの注意点

    土地が安いことだけを理由に決めてしまうことは、おすすめしません。安いものには必ず訳があります。現地に何度も足を運び、周辺環境をチェックしてください。

     

    できれば近隣住民さんにお話を聞くことをお勧めします。住宅地として人気が高い土地であっても、条件によってはナニコレ?と言う事もあります。

     

    また、朝と晩など異なる時間帯や平日と休日に歩いてみることもお勧めします。その土地環境の表情が違います。

    これからずっと暮らす事になる土地です、土地価格だけで判断せずに焦らず見極めてください。

     

    万一検討期間中に他の方に買われてしまったら、自分達には縁がなかったと、きっぱり忘れましょう。必ず良い土地に巡り合います。

     

    今まで何度もそのようなお客様を見てきました。大丈夫です。

     

     

    ★建築業者について

    家を建てる場合、建築業者に依頼します。建築業者と言っても企業規模や種類の違いにより、色々あります。一般論ですがメリット・デメリットも書いておきます。

     

    ・建築業者の違い

    建築業者は、種類によって役割が異なります。主なものについて解説します。

     

    ・ハウスメーカー

    ハウスメーカーとは、住宅建設を行う会社のことで、自社工場で家の部品を大量生産や下請け工場に大量発注し、現場で組み立てる方法で家を組み立てます。ハウスメーカーは、住宅展示場などでモデルハウスを持ち、余りある資金力で広告宣伝をし、家を建てたい人に多く営業活動を行うことが特徴です。実際には、下請けとして地域の工務店に発注する事も多く見受けられます。

    • メリット:ブランドイメージが良い・工期が短い
    • デメリット:オリジナル性を追求できない・対応が事務的な事がある。部署をたらいまわしにされる事も。

     

    ・工務店

    工務店は、地域に根差した建築業者です。ハウスメーカーや建築家から依頼を受け仕事を受注し、実際に家の施工(せこう)をします。現場で仕事する事になるのは工務店で、家を建てる事に関して最も身近に感じる事ができるのが特徴です。

    • メリット:家を建てるときに総合的に頼りになる・小回りが利きやすい。
    • デメリット:業者によって技術力に大きな差がある。

     

    ・不動産業者

    不動産業者は、土地・建物を扱う業者です。そのため、家を建てる為の、土地に関連することになります。土地を探す必要がある場合は、不動産業者に探し求める理想の条件を伝えて探してもらいましょう。

    • メリット:土地を探してもらえる・仮住まい先を探してもらえる
    • デメリット:住宅建築は扱っていない・建築には興味がない会社が多い?

     

    ・建築家

    一級建築士もしくは二級建築士の設計士・資格保持者が、設計事務所を立ち上げている場合、建築家を名乗ることがあります。家のデザインで個性を出したいときは、建築家に依頼すると思いどおりの家を提案してくれるでしょう。一件一件設計するので、費用は多くかかることが一般的です。

     

    • メリット:オリジナルを追求できる・センスのいい家が期待できる。
    • デメリット:費用が高くなる傾向がある・工期が長くなる傾向がある。

     

     

    ・建築業者選びのポイント

    建設業者を選ぶときには、以下のポイントを重視しましょう。

     

    • 建築で豊富な実績がある。
    • 会社のウリが明確である。
    • 建築費用を相談できるかどうか。
    • 希望の工期にできるだけ合わせてくれる、努力してくれる。
    • 説明に根拠がありデータで示してくれる。

     

    ・・建築業者選定に関する注意点

    建築業者の中には、契約を取ることや契約金額を少しでも高くしたい為だけの提案をする場合があると聞きます。それは業者都合で、あなた様の事を思った行為ではありません。

     

    依頼者の意見に耳を傾けず、傾けたふりをして自社の都合のいいものばかりを進めてくる営業マンや会社には注意しましょう。

     

    家族の一生を左右する事です。ご家族の事を一緒に考えて、アドバイスをくれる建築業者を探しましょう。

     

    建築業者を選ぶ時には、良さそうな(自分に合う価値観の会社)を数社候補に挙げ、徐々に絞っていくといいでしょう。その中で、最も信頼できる業者に依頼する事が良い家づくりができる為のカギとなります。

     

     

    ★家を建てるのに適した年齢

    自分の理想の家を建てることは何歳からでも可能です。年齢を重ねると、住宅ローンを短い期間で返済していくことになります。若いうちに建てたほうが毎月の返済が楽かもしれません。

     

    ただし、それぞれのタイミングがありますので特に気にする事はありません。年齢を重ねれば重ねただけの知識と経験が増し失敗する可能性は減るとも考えられますから。ただし定年前には借入を完済したいですね。

     

     

    おわりに

     

    今回は、家を建てたい人のための心の準備として知っておいてほしい内容を詳しく解説しました。

     

    家を建てる準備には、さまざまなものがあります。どんな家にしたいかだけでなく、建築方法や土地・建築業者選定などについてもきちんと知る事が大切です。

     

    まずは、記事を何度も読んで基本を身に付けましょう。

     

    すべき事をひとつずつクリアしてください。

     

    何事も、焦りは禁物です。

     

    何十年も住み続ける家です、少しでも不安があるようでしたら担当者に何度も聞いてみてください。

     

    信頼できる担当者に相談しながら、理想の家を建てるべく、がんばってくださいね。

     

     

     

     

    イベント
    17.12.08

    住宅ローンの本審査    結果を待つ心得

    事前審査(仮審査)と本審査

     

    よっし 住宅を新築するぞ~。

    意を決して土地や建物を見て廻り、

    やっと見つけた理想の土地と夢を叶えてくれそうな工務店も見つかり

    さて、次に何をするかと言えば、大抵は住宅ローンを組む事になると思います。

    そこで、まず受けるのが金融機関での事前審査(仮審査)です。

     

     

     

     

     

    事前審査では、主に返済負担率

    (返済比率)がまず審査されます。

    返済負担率(返済比率)とは、年収に対し住宅ローン返済額が占める割合のことで、

    大体の金融機関が年収、勤続年数、雇用形態、自己資金などをもとに30%~40%位です。

    (各金融機関の審査金利によりますが、大体こんな感じです)。

    年収が高ければ高いほど審査上有利ですが、借りれる金額と返せる金額は別物です。

    また、事前審査の時点で個人信用情報について審査します。

    (たまに 本審査の時にしか個人信用情報を取らない金融機関もあります)

     

     

    個人信用情報とは、

     

    借入本人の金融事故(延滞や未納、自己破産や債務整理等)の履歴です。

    ここで少し気を付けたいのが 携帯電話などのクレジットカード払いで、

    キャリアを乗り換えた場合があります。

     

     

     

     

     

    (例)

    A社で携帯電話を借りた場合の住所がBB市で

    X社に携帯電話を乗換えた時の住所がYY市だった場合です。

    X社がA社に対しての乗り換え違約金を払う場合などで、

    (乗換キャンペーン全部こっちがやりま~す的な)

    万一X社がA社に違約金支払いを忘れてしまった場合

    あなたは事故者になる危険性が大です。

    というのも A社は違約金の支払いが無い場合BB市の住所に請求書を

    送りますが、もうそこにあなたは住んでいません。。。

    となるとその後数か月(3か月ほど)経過すると

    A社はあなたを滞納者として

    個人信用情報センターへ情報を上げます。*ここで事故発生です。

    意外と身近にありそうな話ですので 携帯乗換えの際の違約金には

    気を付けましょう。

    (人任せは怖いですね。。。)

     

    話は戻りますが、個人信用情報を取得するには、そのための同意書

    (個人信用情報を取得してもいいですよ、という同意を取るための書類)

    も記入するようになっています。

    万一、事故情報があれば、事前審査であっても承認されることは難しいです。

    その場合は、事故情報が履歴から消えるまで(事故原因によりその時期はさまざまですが)、

    住宅ローンを組むことを諦めるか一定期間待つ事になります。

    例外的に事故者でも貸してくれる金融機関はあります。

    ただし、金利は高いですが。。。

    どうしてもの場合は、住宅会社の担当者に聞いてみても良いかもしれません。

    その担当者が 住宅だけではなく金融に関わる勉強もしているかがわかります。

     

    個人信用情報ってなんだろう何?

    ローン、クレジットカードなど借入に対する情報を記録するところ。

    そこに自分はどう書かれているのか?気になります。。。

    先ほども書きましたが事前審査・本審査に通らなくて、

    その原因が実は携帯電話の料金の関係だった、という話を聞きます。

    しかも携帯電話の利用料金や解約違約金は1万円程度、、、

    1万円で事故者として記録され、かつ、その後のクレジットカードが作れず

    住宅ローンも組めないとなると最悪です。

    将来設計までも崩れかねません。

    では、この

    個人信用情報とはドンなもの?

     

     

     

     

     

    (写真はイメージです)

    情報として記されているのは、

    氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先などに加え、

    ローンやクレジットカード等の借入状況、借入金額、借入、最終返済日等

    の契約状況と返済状況が記されています。

    返済状況については、延滞、代位弁済、強制回収手続、解約、完済などの細かい情報も記されます。

    ローンやクレジットカードの申し込みの事実があったことなども記されます。

    お金の貸し借りに関しての、考え方やクセを把握するための情報です。

     

    そんな情報を誰が管理しているのだ!?

    個人信用情報を管理しているのは、代表的なのは次の3つの個人信用情報機関です。

    1. CIC((株)シー・アイ・シー) http://www.cic.co.jp
    主にクレジットカード会社、信販会社、リース会社、消費者金融、携帯電話会社などが加盟している個人信用情報機関。

    2. 全国銀行個人信用情報センター http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
    銀行、信用金庫、信用組合、農協、労金などが加盟している個人信用情報機関

    3. JICC((株)日本信用情報機関)http://www.jicc.co.jp
    貸金業、クレジット会社、リース会社、保証会社、金融機関の与信などの個人信用情報機関

    これらの3つの信用情報機関は情報を一部共有させています。

    情報共有していると言う事は。。。嘘はつけません。。。

    また、改正貸金業法の総量規制、年収の1/3以上の借入はできない(銀行は除く)

    貸しすぎ、借りすぎを防ぐことを注意して判断していく手段にもなっています。

    この個人信用情報は、個人で取り寄せることも可能です。

    自分の情報がどうなっているか、自分の目で確認してみたくないですか?

    取寄せ方法は、窓口、ネットで申し込む、

    郵送で申込むなど機関により取り扱い方が様々です。

    ホームページで確認して、開示請求をしてみましょう。

     

    個人信用情報の見方はこちら↓↓↓

    https://www.cic.co.jp/mydata/report/documents/kaijimikata.pdfをご覧ください。

    個人情報の事を書きすぎました。。。が、なかなかお目にかかる事は

    ないと思いますので、ぜひこの機会に!見てみては?

     

    事前審査に関して、

     

    ・年収と返済比率のバランスが取れている事

    ・個人信用情報に問題がない事

    2点をクリアできれば、ほぼ通過できます。

    審査結果は、電話や郵送(そのいずれか、または両方)のパターンが多いですが、

    事前審査の申込を不動産業者や住宅会社を通して行った場合には、

    その担当者を通じて回答が来ることもあります。

     

    事前審査を受ける際の注意点

     

    他の借入について

    事前審査申込書には「他の借入状況」について詳細を記入する欄があります。

    他に借入れがあることは隠しておこう・・

    なんて考えたら、その後の審査結果に悪影響を及ぼします。

    嘘はよくありません。

    人としての信用がなくなるだけです。信用できない人には、

    お金は貸したくないですよね・・・?

    別に他の借り入れがあっても良いのです。

    年収の範囲内であれば(返済比率に算入されますが)全然問題ありません。

    但し借入先は少し気になるところです。

    他に借入れがあっても、事前審査の時点で正直に申告しましょう。

     

    事前審査の結果について

    もうひとつは、事前審査の審査結果の有効期限と拘束力?です。

    正直に言うと事前審査の結果には拘束力はありません。

    あくまでも≪仮≫なので、事前審査に通ったことが本審査の通過を保証するものではありません。

     

     

     

     

    事前審査がOKなら本審査も自動的にOK?

     

    事前審査に通ったら、次は本審査です。事前審査よりもドキドキします。

    事前審査で承認されると、次に本審査に必要な書類への記入が必要となります。

    書類が送られてくるケースや担当支店に出向いて面前記入をします。

    住宅ローン借入申込書や団体信用生命保険の申込書などが主な書類です。

    いよいよ本格的な審査に入ります。事前審査よりも厳しい審査になるので、別物と考えて臨みましょう。

    (そんなに臆病になることはありません)

    団体信用生命保険にも加入する必要があるので、健康状態もチェックされますし、

    物件自体も審査対象になります。

    たとえば、物件の担保価値や、建築基準法を順守できているかなども見られます。

    (物件については自分ではどうしようもありません)

     

    本審査に関しては、

    ・借入額に問題がない(収入に見合っているか)

    ・返済能力が十分にある(年齢と勤務先と将来性)

    ・団信に加入できる健康状態である(健康的に働けるか)

    という3つの条件を満たせば、審査を通過できることになります。

     

    本審査を受ける際の注意点

     

    面談を求められたら。。。

    本審査の途中で、金融機関から面談を求められることもあります。

    主に収入の疑問点(自営業者の場合は確定申告書の内容等、給与所得者の場合は源泉徴収票と課税証明書の金額の相違等)です。

     

    万一通らなかった場合。。。

    住宅ローン本審査を受けるためには売買契約が済んでいる必要がありますので、

    審査を受ける人は不動産業者にほとんど方は手付金等を支払っています。

    ところが、本審査に通らなかった場合、住宅ローンを組めず家を買うことが出来ないので、

    売買契約を破棄しなければなりません。

    このとき、一度支払った手付金等はどうなるのでしょうか???

    融資特約や住宅ローン特約といった特約が契約書に入っていれば安心です。

    (住宅ローンが借りれなかったら、契約破棄できますという内容)

    万一契約書にこの文言が入っておらず、融資承認が得られなかった場合

    トラブルになるケースもあります。

    売買契約を結ぶ際には、契約内容をしっかり確認してから署名押印しましょう。

     

    本審査に通ったのに住宅ローンが組めないケース

     

     

     

     

     

    なくはないこの話。

    本審査を通過した後、住宅ローン契約前に独立や転職をする等の事態や

    他の借り入れをしてしまい返済比率オーバーや万一事故者になってしまっていれば、本審査の合格が取り消されることもあります。

    契約が終わるまで油断しないようにしましょう。

    (住宅を建てるなら今はほかの借入れはやめておきましょう)

     

    疑問?審査履歴は残るのか?

     

    金融機関を決めるまでに、多くの方は良い条件で借り入れをしたいので

    複数の金融機関に事前審査の申し込みをします。

    さて、その履歴(どこで事前審査を受けたか?)は残るのか?

     

     

     

     

     

    また、A金融機関に

    他のB金融機関で事前審査を出していることがバレるのか?

    結論から言えば、バレる!個人信用情報に載ってきます。

    (事前審査時でも個人信用情報取得していればもしくは同意していれば)

    どこの金融機関でとは記載ありませんが、保証協会の名称が載っていますので

    大体どこの金融機関で審査を出したかはわかってしまいます。

    たまに金融機関の担当者が他の金融機関でも審査出されてますか?と質問する場合が

    あると思いますが、そこも正直に

    【はい、だしてます!】と男らしく

    堂々と答えたほうが印象が良いでしょう。(嘘をつく必要はありません)

    安心してください。履歴には合否結果までは掲載されません。

    あまりにも多くの金融機関で審査を受けまくっていると、たとえすべて承認されていても、

    ≪あちこちで審査を受けまくっている人≫にしか映りません。

    そうなると担当者の目には、

    ≪ひょっとして、全ての審査に落ちているのかもしれない≫邪推され、

    連鎖して審査に落ちてしまうこともあるかもしれません。

    いわゆる“審査ブラック”と呼ばれる状態に陥らないように、金融機関をある程度絞ってから審査にかけるようにしましょう。

    体調は?虫歯も告知するの?

     

     

     

     

     

    団体信用生命保険では健康状態の告知が必要になります。

    これはとても大切な事で、金融機関にしたら健康に働いてしっかり返済して

    欲しいからです。

    (これは貸す側としては当たり前の心理です)

    万一の場合生命保険で補填しようと団体信用生命保険があります。

    その加入条件は 3年以内の入院や指定されている病気にかかっていない事、

    3か月以内の通院や投薬がないかどうかです。

    風邪薬でも正直に念のため担当者に話しましょう。

    まとめ

    他人さまからお金を借りる時は・・・

    ※他の借入に関し虚偽報告しないこと

    ※審査結果にあぐらをかかない。あくまでも“仮”と受け止める

    ※借りるまでは安心しない

    (家に帰るまでが遠足みたいな感じ)

    おまけ

    金融機関を安易に(不動産業者や住宅メーカーの言うまま)選定してしまうと、

    最終的な返済総額に大きな差が出る場合が数百万円出る場合がありますので、

    目先の金利や保証料の有無だけではなく、固定期間満了後の金利の下げ幅や

    店頭金利の事なども充分に検討とシミュレーションをして、 金融機関を

    決める事が大切に思います。

    その金融機関の選定次第では、住宅に関する温熱グレードや食洗器などの設備機器代が

    浮く?位の違いはありますので、住宅メーカーの担当者にどこが一番自身にフィットした

    金融機関なのかを相談してみると良いと思います。

    (金融機関の担当者は自分の金融機関で借りてほしいのが本心ですので本当の事は言わないかもしれません)

     

     

     

     

     

    イベント
    17.11.22

    賛否!!セルロースファイバーに欠点はあるのか。米国では人気者!?

    「セルロースファイバーは自然素材だから安心」

     

    「湿気を吸っちゃうから性能が劣る」

     

     

    何かと賛否の多い断熱材ではないでしょうか

     

    住宅の性能を確保するうえで断熱材の選定は重要になってきますが、

    インターネット社会になった昨今、様々な情報が錯そうしており、

     

    「じゃあ実際のところセルロースファイバーは断熱材として使用してもいいのか?」

     

    と頭を悩まされる方もいらっしゃると思います。

     

    結論としては

     

    問題ないと思います。

     

    グラスウールなどに比べ日本ではあまりなじみがない断熱材ですが、アメリカではシェア率No,1の断熱材です。またエコロジー基準、環境基準に厳しいヨーロッパ諸国も自然素材でかつ性能が良いため高く評価しています。

     

    しかし必ずメリット・デメリットは存在します。また日本とアメリカやヨーロッパ諸国では気候や風土が違うので一概に性能評価できるものではありません。

     

    今一度、セルロースファイバーの素材や性能、コストなどについて知って頂ければと思います。

     

    是非参考にしてみて下さい。

     

     

    素材は紙!セルロースファイバーの原材料

    セルロースファイバーは新聞紙や段ボール、木材などの自然素材を原料とした木質系断熱材です。

    原料が自然素材のためやはりエコな断熱材といえます。製造方法は新聞紙や、段ボールなどを細かく粉砕し、ホウ素系薬剤を混ぜて作り上げられます。このホウ素系薬剤には防虫効果があり、ゴキブリやシロアリなどの害虫対策にもつながります。

     

    日本はシロアリの多い国です。被害総額は今や、年間1000億円を超えるともいわれています。

    このような観点からもセルロースファイバーを使用することは住宅の品質を確保できるといえます。

     

     

    紙だからもしかしてすぐ燃えちゃうの?・・・

    古紙や新聞紙など再利用しますので、すぐ火に燃えちゃうのではないかと思いの方もいると思います。

     

    不安な気持ちになるとは思いますがもちろん大丈夫です。

     

    先ほどでも述べましたホウ酸系薬剤が添加されております。

    この薬剤は難燃剤としての役割を果たすため。火が燃え広がるのを防止してくれます。

    防虫防止と耐火性能を持ち合わせた優れた薬剤です。

     

     

     

     

    音が聞こえない?セルロースファイバーの防音効果とは

     

    断熱材をセルロースファイバーにすると防音効果があります。

    セルロースファイバーの中にある小さな空気孔が音を吸音してくれます。

     

    たとえば布団にかぶって声を出してみると外には音が聞こえにくくなります。

    それは音を伝える空気の揺れが布団の中にある繊維の小さな空気の中で反射し音をかき消し、吸音効果を生むからです。

     

    家の中の生活音を外に聞かれたくない、外の車や電車などの騒音が聞こえないようにしたい、と思いの方は断熱材をセルロースファイバーで検討してみても良いと思います。

     

     

    セルロースファイバーがもつ調湿効果とは

    原料が古紙や新聞紙のため、水分を吸っちゃい断熱効果が下がるのではないかという声を

    よく聞きますがセルロースファイバーは調湿効果を持っています。

    調湿効果があると、結露発生を防止してくれます。

     

    結露が発生してしまうとカビの原因やシロアリの被害にあってしまい最悪の場合、住宅の構造材まで傷めてしまうおそれがあります。

    しかしセルロースファイバーは木質繊維の持つ高い吸放湿性があるため、湿気を吸っても放出してくれます。

    万が一結露が発生する環境になったとしてもセルロースファイバーの調湿効果が結露によっておこる被害を防いでくれます。

     

    気になる断熱性能は!?セルロースファイバーの断熱効果とは

    これまで断熱性能とは違う性能効果を

    説明しました。

     

    では一体セルロースファイバーはどれだけの断熱性能があるのか

    本質にせまってみましょう!

     

    断熱材は熱伝導率と呼ばれる断熱効果を表す数値があります。

    熱伝導率の数値が高いと熱の伝わる力が高く、数値が低ければ熱の伝わる力が低いとされています。よって数値が低ければ低いほど断熱効果があるということになります。

     

    住宅で使用する断熱材で一般的に使用するのはグラスウールが広く普及しています。

     

    グラスウール断熱材を簡単にご説明しますと

    グラスウール断熱材とはガラス繊維で形成された断熱材です。家庭や工事現場などから回収されたリサイクルガラスを原料としおり、

    細かなガラス繊維が複雑に絡み合いその中に小さな空気層作り、断熱効果をもたらします。

     

    セルロースファイバーとグラスウールの断熱材の熱伝導率を比較してみます。

    グラスウールの熱伝導率が0.045 W/(m K)に対して、セルロースファイバーの熱伝導率は0.034W/(m K)となり、セルロースファイバーのほうが数値は低いので断熱効果が高いです!

     

    ・・・っていわれてもどれだけの効果があるか実感がわきません

    あいかわらず単位の読み方は意味不明です。(笑)

     

    たとえば・・

    沸騰したお湯の中に銀のスプーンを入れたときの事を想像してみて下さい。お湯の中に入れたスプーンはすぐさま熱くなり、手で持つは危険な状態になると思います。

     

    今度はお湯の中に割りばしを入れたとします。

    スプーンのように急激に熱くならずジワジワと割りばしの温度が上昇していくと思います。スプーンに比べると割りばしを持てる時間も長くなります。

     

    そうすると結果、熱伝導率は銀のスプーンよりも割りばしのほうが低いといえます。

     

    ちなみに鉄の熱伝導率は30 W/(m K)で木の熱伝導率は0.1W/(m K)となります。

     

    これらに比べると断熱材の熱伝導率は非常に低い数値になるので断熱効果高いと言えます。

    少し実感がわいてきたでしょうか

    ・・・単位の読み方は意味不明ですけど(笑)

     

    しかしいくら性能の良い断熱材を使用したからといって必ずしも高い断熱効果が得られるとは限りません。

     

    大事なのは施工です。

     

    グラスウール断熱材は大工さんが入れることが多く、人間の手作業になってきます。

    そうすると断熱を入れる際にすこし雑になり、本来壁の中は断熱材でいっぱいになるところが、余分なすきまが生じたりし、

    十分な断熱効果が得られないおそれがあります。

     

    いわゆる断熱欠損と呼ばれるものです。

     

    それに対してセルロースファイバーは機械で吹込み、敷き詰めるように断熱材を充填し行くので断熱欠損のおそれが少ないとされます。

     

    施工の観点からもセルロースファイバーのほうがメリットはあるといえます。

     

     

    コストが高い!?セルロースファイバーの価格

     

    結論セルロースファイバーはコストがかかります!

     

    前述したようにセルロースファイバー断熱材を使用するとなると場合、機械で行っていく作業になります。

    確かな施工技術をもった専門業者が専用の機械を駆使して、セルロースファイバー断熱材を充填していきますので、材料代はもちろん、施工費用もかかってくることになります。

     

    そうすると大工さんが造作工事の中でおこなうグラスウール断熱材充填よりも、専門業者が行うセルロースファイバー断熱材充填工事のほうがコストがかかってくるのは必然になります。

    一棟あたりにかかるグラスウールの断熱工事が坪あたり約10,000円だとした場合、セルロースファイバーの断熱工事は坪あたり約20,000円とし、約倍以上のコストがかかってくることになります。

     

    断熱工事は住宅づくりにおいてとても大切な工程の一つとなります。

     

    ここの部分をしっかりと検討できるかどうかで、住宅の性能に大きな差が生まれます。

     

    今回はセルロースファイバーについてご説明しましたが、その他にもたくさん断熱材があります。

    断熱材にこだわられる方もそうでない方も、自分たちが今後建てていこうとする住宅、または現在建っている住宅はどのような断熱材を使用し、どのような施工方法なのか知っておくのも大切なことだといえます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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