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無垢フローリングについて伝えたい5つの事

健康にいい、体に優しいとされる自然素材。

その中でも「無垢材」という言葉をよく広告などで見かけたり、耳にしたりするのではないのでしょうか。

今回は日常生活において最も「無垢材」を実感できるであろう無垢フローリングについてご紹介いたします。

そもそも「無垢」フローリングとは

「無垢」とは何を指しているのか。「無垢」とは何の混じりもない、素材そのものの事を指します。建築資材において、合板や集成材を要所において使用します。これら合板や集成材は、何枚かの木材を接着剤で貼り合わせたものになります。対して、無垢材は一本の原木から切り出した木材になり、天然木100%となります。

 

複合フローリングとの違い

無垢フローリングの他にも複合(合板)フローリングがあります。複合(合板)フローリングとは、複数の合板を貼り合わせた表面に天然木の薄板や樹脂シート貼ったものを指します。無垢フローリングと比べキズや汚れに強く、メンテナンスフリーといったフローリングもあるため一般的に分譲住宅、賃貸アパートで比較的多く使用されています。

 

無垢フローリングいいところ

味がでる!

やはり無垢のいいところを一番実感できるのは、風合いを楽しめるところではないでしょうか。木本来の質感を感じることができ、エイジングを楽しむことができます。

本革製品やデニムなどのように長年使用すると、所有者の味が出ます。天然木の自然素材だからこその風合いを出す事ができます。

 

温もりがある

無垢フローリングは複合(合板)フローリングに比べると温かみを感じることができます。

決して気のせいではなく、実際に複合(合板)フローリングと比較すると断熱効果があるといわれております。無垢フローリングには一つ一つの細胞の中に空気層が含まれるため、断熱材のような役割を果たしてくれます。

 

高い調湿効果

無垢フローリングには調湿効果があります。よく「木は呼吸している」とよく言われますが、まさにこの表現が調湿をしていることを指します。周りの温度や、湿度の環境に合わせて空気中に含まれる水分を吸収したり、放出したりします。周囲が乾燥していれば、水分を放出しますし、湿度が高ければ吸収します。このような現象を例えて「木は呼吸している」といわれるのです。

 

 

無垢フローリングの注意するところ

寛容な心をもって接しよう

無垢材は天然木で自然素材そのものとなりますので、複合(合板)フローリングやその他床材に比べるとキズや汚れに弱いです。また調湿による膨張と収縮によりひび割れや、フロアとの間に隙間が生じたりします。「床に傷がついてしまった・・・」と思うのではなく、「また味が一つ増えたぜ!」と寛容な心で向き合う姿勢が必要とされることでしょう

 

比較的コストが高め

天然木100%にするためには、一本の原木をからそのまま切り出すことになります。そのため、採取できる数量に限りが生じ、コストが高くなってしまします。また採取する大きさ(巾や長さ、厚みなど)や部位(節があるところ、ないところなど)によって価格が一気に跳ね上がったりすることもあります。

 

 

塗装は必要なのか?

無垢材には仕上げ材として塗装を施すことがあります。無塗装は踏み心地がよく、肌触りも優しく温もりを感じることができますが、その分周囲の温度・湿度をダイレクトに受けることになり、調湿をするため、床材への変化は大きく影響します。

心配な方は是非、塗装仕上げをすることをオススメします。

 

塗装の種類

塗装には大きく二つに分けられます。大きな違いとして、表面に膜を作るのか、内部に塗料を浸透させるのかのどちらかになります。

ウレタン塗装

ウレタン塗装・・・ウレタン系の合成樹脂を主成分とし、フローリングの表面に薄い膜を張るような塗装になります。

特徴として

・基本つやが出る(つや消し塗装もあります)

・膜を貼るので耐水性が上がる

・コーティングしたことにより、硬く耐摩耗性が上がる

・傷が目立つ

・コーティングすることによって無塗装のような温かみがなくなる

メンテンナンス方法として

基本的にはコーティングされているのでワックスは不要です。また水ぶきはせず、乾いた雑巾でふくことをオススメします。どうしても落ちない汚れがある場合は中性洗剤を薄めた水を含ませて固く絞ってからふいたほうがよろしいでしょう。

自然塗装

自然塗装・・・天然オイルを使用した塗装になり、木材内部に浸透させ保護・着色します。

 

特徴として

・浸透(染み込ませる)ため木の質感や木目を損なわずそのまま生かせる

・傷が目立ちにくく、打痕やへこみがあっても補修(タッチアップ)しやすい

・表面に膜がないので、キズや汚れがつきやすい

・塗料の劣化(油分が抜けていく)ため定期的な塗装、メンテナンスが必要

 

メンテンナンス方法として

ワックスをかける場合は塗料メーカーが指定したもの、または同等のワックスを使用します。ホームセンターなどで市販されているワックスを使用すると毛羽立ちや、シミの原因になります。床をふく場合は乾いた雑を使用し、定期的(メーカー推奨期間)な塗装をオススメします。浸透させるため専門業者でなくとも、ムラなく塗装することができます。

 

 

 

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